「吟醸王国しずおか」映像製作委員会オフィシャルサイト
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えり子のぽんしゅカフェ
 
心揺さぶられる一杯の巻

らっしゃいませ♪店主のえり子です。

以前このカフェでも宣言した「ダイエット」ですが
あれから6週間。
お酒を呑みつつ、なんとか目標達成しました!
9年ぶりの本気ダイエットでしたが、
やればできるじゃんっ と、自分を褒めている今日この頃。
ただし、不惑の年にもなると「体重」が問題なのではなく
大切なのは「引き締め」・・・。
こちらの課題はまだまだ達成には程遠く、
しばらくは格闘が続きそうです。

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さて、今日のメニューは
「心揺さぶられる一杯」
私が日本酒に目覚めたのは2004年の2月。
藤枝市岡部町の「初亀醸造」で、杜氏の滝上秀三さん(当時)に
取材をさせていただいたことがきっかけでした。
まさに今生まれたてのお酒を、滝上さんが注いでくださり
口に含んだときの衝撃は今でも忘れることができません。
そのお酒がなんだったのかは、忘れてしまっている私ですが
生酒のしゅわしゅわとしたフレッシュさと、
思わず深呼吸したくなるフルーティな香りにノックアウトされ
ため息しか出なかったことを覚えています。

「米も、気候も、毎年条件が変わる。
30年造っていると言っても、30回“しか”造っていないんですよ。」

滝上杜氏のその言葉に、日本酒造りの奥深さと
酒造りに関わる方たちの真摯な思いを垣間見た気がして
その後、一気に「日本酒好き」へと加速しました。

あれから5年と半年。

先月行われた「しのだ日本酒の会」の司会のお手伝いをしたお礼にと、
篠田社長が「初亀 中汲み大吟醸」をくださいました。
高価な、貴重なお酒で まず自分のために買うことはないお酒です。
しかもそれが、2005年当時のものだったんです。
日本酒を楽しむ会を始めたのもこの頃でした。
今は決して買えない1本。
もちろん、篠田酒店さんですから保存状態は完璧です。

これは、仲間と一緒に呑まなければと思っていたのですが
9月末にプレッシャーのかかる仕事を立て続けにさせて頂き
(もちろん、ありがたいことです!)
心身ともに限界を迎えていたとき、ふと、開けてしまったのです。

「呑んでいいよ」と、お酒が語りかけてくるようでした。

お気に入りの酒杯に注ぎ、そっとひとくち含んだ時です。
みるみるうちに目頭に涙が溜まり頬を伝い、自分でも驚きました。
思わず瓶を手に取り、器に入ったお酒と交互に眺めてしまいます。

やはり、気持ちを込めて醸しだしたお酒には
人の心を動かす力があるのかもしれません。
少なくとも私は、この1杯を呑んだお陰で
日々のプレッシャーから開放され、
またがんばろうという気持ちになることができました。
おいしくておいしくて、感激しました。
このお酒を醸してくださった滝上秀三杜氏や、初亀醸造の橋本社長、
そして、この貴重な1本を下さった篠田社長に感謝せずにはいられません。
本当にありがとうございました。

みなさんは、そんな1杯に出会ったことはあるでしょうか。

・・・今日は少し長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
またのご来店をお待ちしております ♪
                              店主

    

(2010.10.8)

 




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